あたしの王子様





下を向いてた俺は顔を上げた










「…美緒…?!」



顔だけ俺の方を向いている










美緒がいた






「…美緒だよ(笑)」







―…よかった




俺は美緒を抱きしめて








「かばってくれて、ありがとな」





心からそう言った








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