ハンカチ落としましたよ
皆目見当が・・・2
家に帰ったら、
妻は台所にいた。
夕食を作っていた。
「おかえり~。
さ、手を洗ってね。
ごはん出来たわよ。」
と、おかずを
皿に盛って
食卓に並べる。
「は~い。」
と娘達が
洗面所に向かう。
「あれ?
タカトシ(長男)は?」
「まだ、塾よ。
もうすぐ
帰ってくると
思うけど。
今日は少し遅いわね。」
「日曜日なのに塾か。
あいつも大変だな。」
「そうねえ。
希望の高校が
レベル高いから。」
「別にあそこ狙わなくても
いいんじゃないかと
思うんだけど、
○○高校でも
いいんじゃないか?
って言っても、
全く聞かないからなあ。
まあ、お前が受かるって
言ってから
俄然、勉強の虫だな。」
「そうねえ。
言わなきゃ
よかったって
思っちゃったわ。
その方が
伸び伸びできたかも。」
「そうかもな。
でも今の世の中
学歴重要だしな。
俺のころは
高校でも
なんとか
よかった時代
だったから、
今の子は大変かもなあ。
タカトシが
帰って来るまで
少し待つか?」
「でも、
何時になるか
わからないから
先に食べよ。
タカの分も
ちゃんとあるし、
私が相手する。」
「そか。じゃあ
食べるとするか。」
数年前までは。
いつでも
家族5人で
食事をしていたが、
徐々に子供も
それぞれの
行動範囲が広くなって、
こうして食卓から
1人減り、
2人減りって
なるんだろうな。
平日残業があるから、
子供達と妻だけで
食事をしているから、
せめて
日曜日の夜だけは
家族5人で
夕食をしたいものだが、
長男が
中学3年生になったら、
そうはいかないか・・・。
妻は台所にいた。
夕食を作っていた。
「おかえり~。
さ、手を洗ってね。
ごはん出来たわよ。」
と、おかずを
皿に盛って
食卓に並べる。
「は~い。」
と娘達が
洗面所に向かう。
「あれ?
タカトシ(長男)は?」
「まだ、塾よ。
もうすぐ
帰ってくると
思うけど。
今日は少し遅いわね。」
「日曜日なのに塾か。
あいつも大変だな。」
「そうねえ。
希望の高校が
レベル高いから。」
「別にあそこ狙わなくても
いいんじゃないかと
思うんだけど、
○○高校でも
いいんじゃないか?
って言っても、
全く聞かないからなあ。
まあ、お前が受かるって
言ってから
俄然、勉強の虫だな。」
「そうねえ。
言わなきゃ
よかったって
思っちゃったわ。
その方が
伸び伸びできたかも。」
「そうかもな。
でも今の世の中
学歴重要だしな。
俺のころは
高校でも
なんとか
よかった時代
だったから、
今の子は大変かもなあ。
タカトシが
帰って来るまで
少し待つか?」
「でも、
何時になるか
わからないから
先に食べよ。
タカの分も
ちゃんとあるし、
私が相手する。」
「そか。じゃあ
食べるとするか。」
数年前までは。
いつでも
家族5人で
食事をしていたが、
徐々に子供も
それぞれの
行動範囲が広くなって、
こうして食卓から
1人減り、
2人減りって
なるんだろうな。
平日残業があるから、
子供達と妻だけで
食事をしているから、
せめて
日曜日の夜だけは
家族5人で
夕食をしたいものだが、
長男が
中学3年生になったら、
そうはいかないか・・・。