唄を聞かせて
終章
「みきちゃん」


毎晩寝る前に彼の声を思い出す。

優しい声で私の名を呼ぶ、たっくんの声を。


未来なんてわからない。

先のことなんてわからない。


でも、きっと、彼は私を見つけ出すだろう。

低く美しい声で、唄いながら。



「みきちゃん」






(終)
< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

<改>桜ヶ丘物語
藤倉/著

総文字数/11,150

青春・友情40ページ

表紙を見る
てるてる坊主の恋
藤倉/著

総文字数/5,440

恋愛(その他)19ページ

表紙を見る
桜ヶ丘物語
藤倉/著

総文字数/35,252

青春・友情135ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop