恋ゲージ0%
【浅野知】


それが男子の名前だった。


そんな事も気にせず、浅野は
反省文をスラスラと書いている。


私も、書かなきゃ…。


と、ため息をつきながら手を動かした。



───…


「お、終わった……っ!!」


2時間もかかった…。


作文を持っていこうと立つと、
浅野も立った。


「あ、君も終わったの?」


「……君?」


あ、反応した~!


「え、だって君1年でしょ?

入学早々悪い子だね~」









「……俺……2年だけど」











………はい?
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