恋ゲージ0%
ガラッ


「おっはよ─う!!」


と勢いよくドアを開けた。


「茂香元気だね~どうしたの?」

一番に話しかけたのは、数人のクラスの女子。


私は結構、学年でバカ1位なのかなぜなのか
男女共に友情人気があるらしい。


「あは♪私、運命の人見つけた~!」


「「は?」」


「もうどきどき250%…」


「ふーん?」


それだけ言って、私は席についた。


ガラッ


入ってきたのは須藤先生だった。


「え~、今回はCクラスに特別編入
 する男子が来た」


「「特別?」」

「「Cクラスに編入て…カワイソ~」」


そう、この桜丘高校は、Sクラス、
Aクラス、Cクラスの3つのクラスが
ある。

Sクラスは、いわゆる天才が行くクラス。

Aクラスは、標準クラス。

Cは、バカクラス。


私はそのCクラスで一番バカ。


特別って…どういう事だろ?


「入れ」


先生が言うと、ドアをガラ、
と開けた。
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