ラブサプリ+α
今いるのはあたしの部屋…で
何でこんなことになったかというのは、二日前のこと。
「木下っ頼む!協力してくれないか?」
遼クンは夏来にばれないようにあたしを呼び出してそう言った。
「いやいや…何のことかさっぱりなんだけど」
来た瞬間そんなこと言われても…あたしは苦笑いした。
「ああ…実は俺、夏来に言わなきゃいけないことがあって…」
「何を?」
そう言おうとしたけど、遼クンの言葉でむなしくも消えていった。
「だからさ!それを言うときに木下も一緒にいてくれないか?」