秘密のカンケイ

どうしても家にいないといけないから家に来てもらっていい?なんて首を少し傾けて小動物みたいにクリクリした瞳で困ったように言われたら…、誰でもOKしますよ。


この世は不公平だって、ズルいなって思った。



奏さんの後をついて行くとそこにはでっかい門があって、中に入るとこれまたでっかい家があった。

金持ち…

一瞬のうちにそれしか頭に浮かばなくなった。



家の中に通されると、家政婦でも出てくるのかと思ったけど出てきたのはちっちゃな子供2人だった。


めっちゃ可愛い双子の女の子だった。

抱きしめたくなるほど可愛い。

お人形さんかと思うくらい可愛い。

モデル出来ますよと言いたいくらい可愛い。


とにかく可愛すぎてバカ面でじっと見つめてしまってた。

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