秘密のカンケイ

あの日、いつもと様子が違う快斗が妙に気になって帰れって言われても帰らなかった。理由がどうしても知りたくて。

そしたらさくらちゃんが来て、ｵｰﾄﾛｯｸまで解除して快斗の家の前までいたことにすごくショックだったの。


番号知らなかったから。

これが“幼なじみ”と“彼女”の違いなのかなって思った。




今まで付き合ってた子はいっぱいいるんだけどあんなに頻繁に会ってた子なんていなかったから、あぁついに本命が現れたんだなって。

でもやっぱり諦められなくて、好きで好きで、２人の時間もめちゃくちゃ邪魔してごめんね。

それにしつこくして。



自分でも自分行動ないなって思ってたから。


だからホントにホントに諦めなきゃって思ってた時だったの。

さくらちゃんにあの話されたの。