秘密のカンケイ

「さくら、さくら。起きろよ、風呂入れ」


そう揺すられる。

でも瞼が重くて…



「ゆ…と、……があかな…」


「仕方ないな、ったく」


「ゆ…と………」


最後にそれだけ呟いて記憶が途絶えた。




久しぶりにカレの夢を見た。

幸せそうなカレを見て、わたしまで幸せな気持ちになった。


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