Tear Love



次の日も手紙交換は続いていた。

普通の会話。

もう手紙交換するのが

当たり前になっていた。



告白した2日後。

「今度の日曜日会える?」

圭くんからそう言われた。

告白の返事だ…

直感的にそう思った。

「会えるよ!!2人で?」

「うん。○○公園に来てくれる?」

「いいよ!!」

っていう事で

日曜日に会うことになった。




そして日曜日。

公園の近くまで優華が

付いてきてくれる事になって

公園に行く前に優華の家に行った。


公園でちょっと会うだけ。

だけど洋服選びに時間がかかった。


朝の9時半。

外はすごく寒かったから

優華にコートを借りて

公園に向かった。


公園の近くで優華と別れて

あとはひとり。

ドキドキしながら公園に入ると

ベンチに圭くんの姿が見えた。


ドキドキ………………



「おはよう」

「おぉ、おはよ
ごめんね、呼び出しちゃって」

「全然いいよ☆」


沈黙…………………

絶対振られる…。


「あのさ…」

圭くんが口を開いた。

「この前の話しなんだけど
やっぱり友達のままがいい。」

「うん………」

「だから、ごめんな?」

「……………うん、いいよ」

「うん…………」


あーあ。振られちゃった。

でもくよくよしてられないね。

それにしても、この沈黙はいやだ。

「じゃあ…友達ね!!」

空気に耐えられなくなって

ニコッて笑って圭くんに言った。

圭くんもニコッて笑って

「おぅ、友達☆」

って言ってくれた。

その後は2人でいろんな話で

盛り上がった。

振られちゃったけど

すごく楽しかった。



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