Tear Love



「…じゃあヒント!!」

諦めないか。

もう何を言っても聞かないんだろうな…

ヒントぐらいなら…いいかな。

「………いいよ」

「やった☆じゃあ10個な♪」

「はぁ!?多くない!?」

「俺ら2人で10個だから☆」

と言って圭くんは机に1〜10までの

数字を書き始めた。

「はい、ヒントは?」

圭くんが目を輝かせながら聞いてきた。

「うーん…背が高い。かな。」

「お前からしたらみんなデカいだろ」

勇太がおちょくってきた。

確かにあたしの身長は

150しかないけど…。

「うるさいわっ」


「2つ目のヒント!!」

圭くんが次を聞いてきた。

ちょっと待って…

いいこと思いついた☆

「じゃあさ!圭くんもヒント教えてよ!」

これで圭くんの好きな人が

誰か分かるよね?

「えぇー…どうしよう」

「いいじゃん!あたしも教えるから☆」

「…わかった!」

やったー☆

「じゃあさ、お互い質問していかない?」

「いいよ!」



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