☆俺様と女王と姫と☆
ポンッと大きな手が頭に乗っかった。
大きな手が諒ちゃんに似てる。
親子だからかな…?
「俺は仕事だから。頑張れよ。」
「うん…。」
「後、諒は仕事でなら怒んないんじゃねぇかな。わかんねぇけどよ。諒の性格が俺に似てたらそう思うと思うよ。」
ありがと…。
気が楽になった。
頑張らなきゃ!!
待っててね諒ちゃん!!
この仕事が終わったらもう一度…。
もう一度言うから。
好きだって。
大好きだよって。
何も隠さないで言うよ。
キスシーンをしたって事も。