☆俺様と女王と姫と☆

「さっきの話って…?」



空気を変えたくてさっきの話を言ってみた。



「何でもねぇ。」



もうヤダ~!!



「あたしから言うし!!」

「何を…。」

「璃久が好き!!あたしが言いたいのはこれだけ!!」



顔を伏せているあたしには璃久の顔は見れない。



何か言ってよ~!!



「俺も…。」

「本当?」

「あぁ。」


璃久の顔を確かめたくてあたしは顔を上げた。



照れてる…。



嬉しいよ…。



「本当はさっき俺が言おうと思ってたんだ…。でも圭の野郎が…。」

「ごめんね。」

「別に…。それより俺と付き合ってくれんだよな?」

「よろしくお願いします。」



恥ずかしい~!!



でも嬉しい!!



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