らぶ☆とらっぷ~学園長と秘密の時間~
「俺様の名を知りたいだとぉ~?
お前にはまだ百万年早いっつーの!」
こんな感じで幼稚な戦いはずっと続く……
しかし数秒後、終止符が打たれた。
「お二人共、いい加減にして下さい」
「「はい」」
戦いは結局、瀬戸の言葉で幕を閉じた。
だって瀬戸…口元は笑ってんのに目が笑ってない……
とにかく怖かった~…
「さぁ、お二人共学園までお送りいたします」
「「え゙っ!!コイツも送ってくの!!??」」
「真似すんなよ!」
「真似しないで!」
……何でコイツとこんなにハモんなきゃなんないわけ??
なんか悲しい←(笑)
それからあたしは、昨日あらかじめ渡されていた制服を着た。
この制服がまた可愛いんだよなぁ~♪
あの俺様男と一緒に登校するのは嫌だったけど
学園の場所が分からないあたしは、
しょうがなく後ろを付いていった。