ブスの片想い
「・・・疲れた」
「俺もだし」
「あんたより疲れた」
「お前より疲れた」
「・・・・・あぁ~っ!!もぉっ!!
なんであたしがこんなことしなきゃなんないのよーっ」
「俺の台詞だっつの!!
さっさと掃除しろっ!!」
・・・そうなのです
朝から時一刻と時は過ぎ、
放課後になりました。
何故かクラス公認のラブラブカップル?となってしまったあたしたちは
『将来の為に掃除でもしとけー』
と、掃除を任されたのです・・・っ
なのであたしたちは掃除をしているのです。
「こんなの・・・整備係と整備委員会の仕事でしょーーっ?!」
ベランダから叫んだあたしの声は特別校舎に反響した