ブスの片想い
「・・・いー加減にしてよぉ・・・ゆぃか・・・」
あたしは完全ニオイ負け。
こんな臭いタックル、
組もうに組めないと思う。
唯佳の、そういう冒険心があるの
好きだけど、こればっかりは、
当分カンベン。
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「・・・・ははっ」
あたしは、唯佳に気付かれないように、
小さく笑う。
だって、最初からこんなのおかしかった。
臭い食べ物が嫌いな唯佳。
納豆が大っ嫌いな唯佳。
そもそもこんなパフェ、
食べれるわけない唯佳。
そして、今、
スカートを握り締めて我慢して
パフェ食べてる唯佳。
・・・全ては、
あたしを元気にさせるためなのだと思った。
・・・自意識過剰とか、もう、
そんなのどーでもいい。
間違って解釈してても怒んないでね?
でも、ありがとー
おかげで、元気超でたよ。