私の先生②~先生のキモチ
二週間後、宿直の日がやってきた


点呼の時間、いつものように名前を呼ぶ


部屋へ戻る生徒たちが、僕の前を通り過ぎていく


一番後ろにあいつはいた…


俺は思わず、持っていたファイルであいつの頭をポンポンってやってしまった


でもあいつの目を見ることはできなかった


あいつは真ん丸の大きな目で僕を見つめた
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