私の先生②~先生のキモチ
そして朝、あいつの足音に気がついた


先生って、小さな声がしたが、寝た振りをしていた


近づいて来たのがわかった


俺の寝顔をただ見ている…


俺は、思わず、あいつの腕をつかんで、布団の中へ抱き寄せた


あいつはビックリして、放してと言ったけど、俺は、人の寝顔を黙って見てた罰だといって放さなかった


あいつの匂い…ずっとこうしていたい


あいつは、先生だって私が熱出した時、何度も見たくせにって怒った

そうだ、俺は、あいつの寝顔をずっと見ていたいと思った


しばらくして、あいつはそっと抜け出していった

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