ナツの思い出
読むみ終わる頃には
泣き叫ぶように翔…と何度も
呼んでいた。
私達は…まだ中学生で、
キスの1つもしませんでした。
何も知らない子供だった。
でも、
私達には
愛がちゃんとあった。
そうだよね…翔?
私、信じていいんだよね?
「ありがとう、翔。」
そう言って私は
指輪を左手の薬指につけて
「キラキラ光って綺麗だよ。
ありがとう。
最高のプレゼントだよ。」
翔に語りかけるようにいった。