先生とわたし~秘密~
「ふ~ん ねぇ!先生 あのねぇ…」
って言ってる間に図書室に着いた。
「えーと 司書室はどこかな? 荷物置きたいんやけど…」
「あっ!はい こっちです。ヒロ、ヒロは、図書委員じゃないから、入れないよ!」

「えー!固い事言わんと!いいやん!」

「だーめ!今日は 生徒も多いから、又今度!すぐ 出て来るから!」

「うーん わかった…じゃっ!先生待ってるからね!」
図書室の隅にドアーがあって ここの鍵は 図書委員と先生しか持てない事になっている。

今日は 私が 鍵を開けて先生をうながす。

「ありがとうまゆ」

「あっ まゆって…」

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