先生とわたし~秘密~
私の昔の呼び名!思わず…

「やっぱりにぃにぃやったんや!びっくりしたわ!」
「俺もや!まさか まゆのクラス担当になるなんてなぁ!んでぇ 久し振りやな!でも 学校でわ 先生やからな!」
「わかってるって 桑田先生」

「ヨシヨシ」
「私 今日 当番やないから 行くね」「おぅ 暇だからって しょっちゅう来るなよ!」

「余計なお世話!私は そんなに暇じゃない!い~だ!」
「まだまだ 子どもだな!」

「ん もう!」

バタン
思いっきり ドアを閉めて ヒロの所まで行く。
「ヒロ!帰るよ!」
「えっ?先生は?」
「もう 知らん!あーのくそにぃにぃ!」
「どうしたん どうしたん?」

ヒロは 何が何だかわからないまま 私の後ろにくっついて来た。

図書室の出口のところで 晶先輩に バッタリ!

「あー 晶先輩 まみ 私 教室でまってるわ」

「うっうん わかった… 先輩 こんにちわ!」

「まみ 明日 クラブやからね。必ずおいで」

「はい 先輩」

「あっ まみ こっちにおいで こっち」

「あっ!はいっ」
又 隅っこに連れて行かれる。
こんな事 してるから 誤解されるんやと思うんやけど…先輩は やめてくれない…
私も 言い出しにくいし…

「まみ はぐしてもいい?いいよな」
「うっうーん。」
ぎゅっと抱き締められて(はぐどころじゃない)
耳たぶをハムハムされる すると 恥ずかしさで耳がまっかっかになる。
「んーまみ かわいい」

「先輩 今日はたくさんいるし 先生も…」って 目を 上に うつすと 後ろに にぃにぃがたってるのが 窓に うつっていた。
とっさに私 もがきながら 先輩の腕の中から出た。
すると…
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop