月と太陽



すぐにさっとすばやく振り返ったが後ろに人はいなかった。


変に思いながらもエセルは前に進んだ。


それからまた、だいぶ歩いたがまだ奥は続いているようだ。


何も現れないためにエセルの警戒はどんどん薄れていった。


やがて道のそばに何かがいることに気がついた。
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