月と太陽
「私とサスティンも呼ばれているのよ。そのボサボサの髪をとかしたら、ミーティング室に来て。朝の訓練はしなくていいみたいよ」


エセルはその問いかけに真顔で頷いた。


フェリアはその返事を見ると、また後で、と声をかけて部屋を出ていった。


エセルはフェリアが部屋を出るのを見届けると顔を洗い、服に着替えた。


そしていつものように靴をはき、部屋のドアを開け、大きな廊下に出た。
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