月と太陽
やがて国は栄えてゆき、人が余るほどになっていた。


それを察した王は城のすぐ近くに街を作った。


北に置かれたこの町はやがてたくさんの人々でいっぱいになる。


そうするとまた住める場所が必要となる。


アルバニアは島の南側にもう一つ街を作るよう命じた。


しかし、ついにはその二つの街だけでは済まなくなり町村はいくつもできるようになっていた。


北では最初に出来た街が、南ではその次にできた街が大都市となっていった。
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