月と太陽
こうしてこの国は栄えていった。


しかしこの国は豊かすぎたのだ。


それによって起こる過ちはやがてこの国自体を滅ぼす原因になる。


そんな事とは知らずに時は過ぎていった―――




そう、始まりは第十一代目の王、イワンの代にさかのぼる。
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