*初恋*
少しして泣き止んだ私は敦稀に連れられてリビングにやってきた。
『悪い。お待たせ。』
そうリビングにいる男の子2人に言う。
誰?
『これ俺の妹。』
そう言って私を敦稀の前に立たせて2人の男の子に紹介した。
とりあえず挨拶しようと2人の顔を見た。
私は2人のうちの1人に目が離せなくなった…
『俺は式柴 時羽(シキシバ トキウ)よろしく。』
少し金色に近い長めの髪にブルーの瞳に整った顔立ちの男の子。
もう1人は…
.