*初恋*

『それ痛そうだね…』







そう言って零くんは私の頬に触れた。








零くんに触れられて








ドキンドキン








私の心臓の音がうるさいくらい鳴りだした。








『大丈夫…です…』








ほんとは痛いけど…








そう思ってるのがわかったのか零くんは私の頭を優しく撫でて









そして『無理はしないでね。』って言ってくれた。








『…ありがとう』







そう言うと零くんは優しい笑みを向けてくれて








痛みなんて吹っ飛んでいったんだ。




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