＊初恋＊

私が一緒に遊びたいと言うと








零くんは座ってた私を立たせてくれて








『じゃあ、行こうか。』








って言った。







どこに行くんだろ？








そう思いながら黙って零くん、敦稀、時羽くんの後ろを着いて行った。







『入って。』








敦稀がある部屋のﾄﾞｱを開けてくれて中へ入るように促した。








そこは地下へ続く長い階段を降りた後、一つの部屋に入った。








地下に部屋があるのは知ってたけど、来た事はなかった。








てか、誰も使ってないと思ってたけど使ってたんだね。








部屋の中には楽器がたくさんあった。








…なんで？








そう思って敦稀を見た。








『俺達ﾊﾞﾝﾄﾞ組んで色々やってんだよ。』







ﾊﾞﾝﾄﾞ！？







初耳だよ…




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