ご主人様は俺様サマ-Second-



食事を終えて、また俺の部屋に戻る。


「愛莉亜?」


「…なに?」


愛莉亜はゆっくりと顔をあげる。


「おまえ大丈夫か?」


その問いに対して愛莉亜は力なく首を振った。


「なんだか…
自身がない…
だってフランスの人と結婚する約束になってるんでしょ?
あたしじゃかなわないんじゃないかなって…」


今の愛莉亜は涙腺が緩んでるらしくまた涙ぐんでいた。






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