ご主人様は俺様サマ-Second-
「愛莉亜、もう着くぞ。」
健があたしにそう言うけど…
ここ何処?
Where is here?
うん。
英語が飛び出すくらいわかりません。
キィー
ゆっくりと車が止まる。
「ほら降りろ。」
「う、うん。」
あたしは健が差し出す手を掴み車から降りる。
そのまま健に引かれながら歩く。
「荷物は…?」
そう言うと健は後ろをちらっとみて、
「三池が持ってきてる。」
と言った。
三池さん…重くないですか…?