今宵、月夜が終わるまでに…

蘭と別れた後、一人で帰っていると、今日の桜並木の道にいつの間にか着いていた。

「そういえば今日の朝の月綺麗だったなぁ…。」

そう思いながら、ふと帰り道に目を向けると…

「??」

そこには、細い道が一本まっすぐと続いていた。

「こんな道、朝みたときあったけ…。まぁいいや!この道を通ったらもしかして家に速くつく近道になるかも♪」

そう思って私はこの長く続く道ん歩いていった…

この先なにが待ち受けていのかも想像しないで――…
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