心の時計
キーンコーンカーンコーン…



あたしが思っていた通り、



ホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴った。



大山君は、チャイムに反応して、



少しびくっとなった。



なんだか、そんな姿がちょっとカワイイ、



とか思っているあたしがいた。



「あ、ごめん…。もう、チャイム鳴っちゃったな…。」



「ううん、いいの。今は大山君の言葉が1番気になるよ…。」



なんか、自分でもわからないくらい大胆?な



ことを言っちゃって…



言い終わってから赤くなった。



大山君の顔もまた、



さらに赤くなる。



あー、もう



あたしったら、何言ってるんだろう!?







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