心の時計
「…え。いいのか、?」



「う、うん。」



びっくりした表情で、



大山君はあたしを見た。



ちょっと、大胆すぎたかな、



なんて、今更思ったりもするけど…



効果はあったみたいだ。



今日は、珍しく素直になれる日だ…



大山君の口が、ゆっくり動き始めた…




「あのさ…。な、何分も待たせてごめん!


 一言で言うと…そのー…


 好きなんだ!佐倉のことが!!」




















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