キミとの約束
今日は、あたしとけんやの3ヶ月記念日‥

朝から、けんやのコトが頭から離れなかった‥


ピーンポーン

お母さん『げんきくん、来たわよ〜っ』

ガチャ

ゆか『おはよ♪』

げんき『おう、おはよ!後ろ乗れよ』

いつもと同じようにげんきの自転車の後ろに乗る

3ヶ月記念日って
けんや、覚えてくれてんのかなあ‥
覚えてくれてたら、嬉しいのに‥


げんき『かっ!ゆか!』

ハッ

ゆか『っ!な、何?』

キーッ

え?何で自転車とめんの??
まだ、学校ついてないよ??

げんき『降りろ』

ゆか『へ?』

げんき『降りろっつてんだろっ!!!』

また、あの怒鳴り付けるような声‥
やだ、恐い

あたしは、恐くて
言うことを聞いた。

げんき『‥また、お前けんやのコト考えてた?』

ゆか『考えてない‥』

げんき『俺には、わかんだよっ!』


ドンッ

ゆか『きゃっ!いた‥』

痛みが全身に走る‥。



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