キミとの約束
げんき『ふざけんなよっ!お前は、いつだってなあっ!』

何回か殴られて意識が薄れてきた‥

『おいっ!お前何やって‥!』

え?聞き覚えのあるこの声‥

げんき『けっ、けんや‥っ!』

けんやだ‥

けんや『おい、大丈夫か?ゆかっ』

ゆか『ん‥大丈夫』

けんや『松本っ!お前サイテーだぞ‥許さねえ‥』

げんき『おっ、おい。待てよ!』

けんや『あ?』

げんき『俺だって、お前の親に頼まれてんだよっ』

情けない声を
出すげんき‥

けんや『俺の親だあ?ふざけんじゃねー!俺は一言もそんなコト聞いてねーんだよっ』

げんき『ちょっと、待ってくれよ〜っ!おっ、お前とゆかを別れさしたら、金くれるって‥だっだから』

けんや『‥‥』

げんき『お前の親!けんやと婚約者を付き合わせたかったんじゃねーのか?』

けんや『!!』

げんき『分かったよーだな?まあ、とりあえず俺はこれでー‥』

けんや『だからって、許したわけじゃねーかんな?!学校で覚えとけよ?』

ヒーッ。恐っ

けんや『悪ぃ、大丈夫か??』
ゆか『うんっ!ありがとっ』

助けてくれたからって
あたしのコトまだ好きってワケじゃないよね‥

でも、こんなことしてもらったら期待してしまう。

けんや『お前の気持ちは‥知らないけどさ‥』

ゆか『ん?』

けんや『俺、お前と別れてから一度もお前のコト忘れた日なんてねーから!』

え?




どーゆー意味‥‥?
< 35 / 57 >

この作品をシェア

pagetop