キミとの約束

ヤキモチ

―次の日―

けんや『ゆーかー!』

ゆか『‥何で来んの?』

けんや『付き合ってんだから、朝も一緒に行こうよ!』

ゆか『分かってる?一週間だけだよ?』

けんや『はっ?いーよ、ゆかにホレさせるからっっ♪』

ゆか『意味わかんねー』


―学校―
れな『おっ♪一緒に登校ですか?』

ゆか『うーん‥けんやが家来た‥』

れな『またまた〜っ!家で待ってたんでしょ?!』

ゆか『は?ありえないしっでも‥いい‥かも?』

れな『え?けんやが!!?』

ゆか『うーん、まあ‥??』

れな『このまま、付き合えよ!』

ゆか『あー!でも、わかんないし!?内緒ね?』

れな『はあいっ★』


―昼休み―

けんや『ゆかあご飯食べよ〜』

ゆか『うん』

けんや『あーんして』

ゆか『いやっけんやなんかにあげないっ』

けんや『けちー、じゃあ、俺があーんしてあげるっ』

ゆか『死んでしまえ★』

けんや『ゆか、つめたーい』

ゆか『んっ』

恥ずかしながらウインナーをあげる。

パクッ

ゆか『おいし?』

けんや『うん!ゆかから、もらったもん』

ゆか『よかった』



‥あれから、一週間がたとうとしていた‥
けんやといて、楽しいかも。
一週間って短いなあ‥
けんやともっと一緒にいたい―
‥なんて、けんやには、言えない。

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