友のしるし。
「あーあ・・・帰り道がこんなにつまらないなんて・・・初めてだよ」




空を仰ぎながら、帰っていた。




いつもなら、梓が居るはずのところにも梓は居なかった。




「家に帰ったら・・・どうしようかな。」




何をする気にもなれない。




学校指定バックを、手に持ちながら数分考えた。




ようやく、思いついた。




「そうだ。最近できたオシャレなカフェでも行こうかな。」
< 11 / 87 >

この作品をシェア

pagetop