友のしるし。
「でもさ~」




美華が、いきなり喋り出す。




チェックのスカートに、紺色のブレザー。




制服の人気度の高い中学校であった。




「中学ってどんな感じなのかなっ」




「え~?うーん・・・やっぱり、シャキッてしなきゃいけないかなっ?」



梓と美華がとにかく考える。




沈黙の時間が流れる。




「・・・・あのさ?約束って覚えてる?」
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