友のしるし。
「え・・・?」





言いたくなかった。





言いたくもなかった。





「何でも・・・ないよ?本当にただ調子が悪かっただけ」




「ふう~ん・・・」




ロングが「まっ!負け犬は負け犬らしくそうやって逃げてりゃいいわよ」と言った。




と言って、3人は笑いながら去ってしまった。





「逃げてない・・・逃げてない逃げてない逃げてない!!!」





頭を抱え込んで走った。





もう・・・駄目。





「梓ぁぁぁ!!梓ぁぁ・・・・!!」




とにかく、叫んだ。
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