友のしるし。
「えぇ?当たり前じゃない~!2人だけの約束でしょ」



梓が、当たり前そうな顔して美華の腕にしがみ付く。



美華の顔がホッとしたような顔になる。



「ずぅーっと!一緒だからね。友達だもんね。」




声を合わせる。




そして、2人はその後もいろんな話をした。




気づくと、もう中学校の正門まで来ていた。




「ほぇ~・・・すごいな」



「・・・・うん。」




2人とも、呆然として立ち尽くしていた。



受付役の先輩達に声をかけられた。



「自分の名前を探して、その組へ行って下さいね」





「はい!」




「はい!」
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