友のしるし。
学校に着けば、珍しく優実は靴箱の所に靴を入れるところを見た。







美華を、見つけ優実は少し笑った。






美華は、そのまま優実を見つめて言った。






「ねえ。私って以外に弱くないのよ。馬鹿にしないで。絶対に負けないから」





それだけ言って、立ち去った。







優実は、悔しそうな顔を見せた。






「な、何よ・・・!美華のくせに・・・!何が・・・『絶対に負けない』よ・・・!負けるのは美華のくせに・・・!」





それだけ言って、教室へ向かった。
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