友のしるし。
美華が、教室に着くと皆の視線が集る。






バックを投げ捨て、誰かにぶつかったが気にしなかった。







教卓の前に立ち叫んだ。






「ねえ。君達さあ。集団で1人いじめるってどうなの?私に負け犬って言った人ぉ~?分かんない?その人が実は負け犬だったりするのよ?」





微かに笑った。





教室は静まった。





その中には、3人も居た。





後から、優実が教室に入って来て美華をにらみつけた。





「さあ!皆?私は今から優実達に反撃をする。私が受けた思い・・・どんなにつらかったかなぁ・・・?!反撃してあげるよ。皆にもさぁっ!!」






それだけ言って、席へ戻った。






すると、数人の女子が来た。





「ね、ねえ・・・?ごめんね?いきなりこんな事言うのもあれだけど・・・今まで本当につらかったんだ・・・私達も。だから・・・許して?」




「は?何・・・言ってるの?そんなの今更、私の救いにならない。」
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