友のしるし。
約束

2人の少女の思い出

「ねえっ!私達。ずっと友達だよね?」







「うんっ!決まってるでしょう?」







押さなくグランドを走り回る少女たち。







それは、幼き美華と梓だった。






まだ、背は小さく少し梓が大きかったぐらいだ。






「ねえ!梓は、約束ってちゃんと守るよね?」






「そりゃ!そうだよー!」





手を繋ぎ合わせ、グルグル回る少女たちは誰にも作れない世界を作った。
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