空からのラブレター
◆ある日◆
毎日、毎日…宗吾さんの病室へと行くと、宗吾さんの性格などが分かった。


宗吾さんは、周りの人達のお世話をしている。


洗濯も手伝ったりしてる。


そんな所を見ると、やっぱり優しいなぁって思う。


だから、好きになっちゃったのかも。

親しみやすいしね。


「宗吾さん、私も手伝うよ」


両腕のない宗吾さんは、ワキに挟んでやっていた。


自分のでも大変なのに、他人の分までやる宗吾さんは、すごいと思う。


「ありがてぇなぁ。結衣、お前は偉いよ」


「ふふっ」


褒めてくれると、嬉しくなってドジをしてしまう。


「おっ!結衣、逆逆!」


「ああっ!」


格好悪ぅ…



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