空からのラブレター
「なぁ、俺は…」

「疲れたの。もう…」
束縛が強くて、何度も喧嘩した。
でも、力じゃ勝てなくて…ただ泣くだけだった。

「だからお願い。もう来ないで」

「嫌だ。俺は別れねぇ」

こういうとこが苦手。あんたなんか…あんたなんか…

「私、もうすぐ死ぬんだよ?それでも…」

「一緒に死んでやるよ」

異常者。
おかしいよ、馬鹿げてる。

「もう嫌…」

私が言うと、遊馬は私を引っ張って病室へと突き飛ばされた。
「いったぁ…」

ベッドに押し倒された。

嫌だ…嫌…

「離してよッ!」

パジャマのボタンを外されかけた時、私は遊馬を蹴り飛ばした。
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