空からのラブレター
「…結衣、帰ろう」
私は首を横に振った。
やだ。
帰らないよ…?
「…散歩するか」
宗吾さんは、気遣ってくれてる。
きっと…気づいてるんだよね。
私は、宗吾さんの隣を歩いた。
ただ静かに歩いた。
「結衣、やって欲しいことがある」
「…?」
宗吾さんの真剣な頼み事は、初めてだった。
「目閉じて」
そっと閉じた。
宗吾さん…
すると…唇に柔らかい何かが触れた。
温かい…何かが。
目を開けると、宗吾さんはニコッと笑っていた。
「ほら、行くぞ」
宗吾さん?
今のって…
唇だよね。
ねぇ、宗吾さん。
私、まだ生きてたほうがいいのかな?
私は首を横に振った。
やだ。
帰らないよ…?
「…散歩するか」
宗吾さんは、気遣ってくれてる。
きっと…気づいてるんだよね。
私は、宗吾さんの隣を歩いた。
ただ静かに歩いた。
「結衣、やって欲しいことがある」
「…?」
宗吾さんの真剣な頼み事は、初めてだった。
「目閉じて」
そっと閉じた。
宗吾さん…
すると…唇に柔らかい何かが触れた。
温かい…何かが。
目を開けると、宗吾さんはニコッと笑っていた。
「ほら、行くぞ」
宗吾さん?
今のって…
唇だよね。
ねぇ、宗吾さん。
私、まだ生きてたほうがいいのかな?