空からのラブレター
いつまでも続けばいいのに。時間を忘れるくらい…
松さんが病室に戻るのを見つめながら宗吾さんに寄り掛かった。
空を見上げて、宗吾さんが言った。
「ずっとこの空を見ていたいよな?」
私が頷くと、またニコッと笑った宗吾さん。
ずっとずっと、宗吾さんと同じ空を見ていたい。
ずっと…
「結衣、初めて会った時…覚えてるか?」
覚えてるよ。私は大きく頷いた。
「ウサギみたいにオドオドしてて…」
だったね。緊張っていうか、なんていうか…
「でも、可愛いって思えた」
私はカッコイイって思えた。
誰にでも優しい宗吾さんだから、私は好きになった。
ねぇ、宗吾さん。この想い…いつか伝えるね?
いつか…
松さんが病室に戻るのを見つめながら宗吾さんに寄り掛かった。
空を見上げて、宗吾さんが言った。
「ずっとこの空を見ていたいよな?」
私が頷くと、またニコッと笑った宗吾さん。
ずっとずっと、宗吾さんと同じ空を見ていたい。
ずっと…
「結衣、初めて会った時…覚えてるか?」
覚えてるよ。私は大きく頷いた。
「ウサギみたいにオドオドしてて…」
だったね。緊張っていうか、なんていうか…
「でも、可愛いって思えた」
私はカッコイイって思えた。
誰にでも優しい宗吾さんだから、私は好きになった。
ねぇ、宗吾さん。この想い…いつか伝えるね?
いつか…