空からのラブレター
「結衣、何か欲しいものあるか?」

…ないかな?
あ!!でも、あった。欲しいものじゃないけど。

紙に大きく書いた。《宗吾さんと一緒にいたい》

「俺は、ずっとお前と一緒だよ」

良かった。本当はね、宗吾さんと付き合いたいって書きたかったけど…恥ずかしかった。
宗吾さんに抱き着いてニッコリ笑った。
「俺の欲しいものは、結衣かな」

ええ!!本当?!
私が欲しいの?
ええ!そっ…そんなっ…恥ずかしい。

「顔真っ赤だぞ」

真顔で聞いてきた宗吾さん。宗吾さんのせいだよ!天然なの?
だんだん顔が熱くなってくる。
そして、だんだんと宗吾さんの顔が近づいてきた。

カッコイイ顔…
まだ30歳くらいに見えて、イケメン…
どうして、そんなに若く見えるの?
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