美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!
 「…いや、それはそうだけど…」
 と、怒るどころか落ち込んでしまうユイ。

 「あ、ごめん。冗談よ」
 麻衣は苦笑しました。
 「そうだ、じゃあこう言ったら機嫌、直す? ホラ、約束のケ・イ・タ――」


 「携帯!? 本当?」


 「本当! ほら」
 見舞の品の紙袋は、携帯電話でした。


 「やった!」
 ユイは箱から本体を取り出してマジマジ点検します。
 「ホラ、タッちゃん!(達也の事です) 見て見て!」


 「わぁ、なぁに?」
 達也はロボットのオモチャを放り寄って来ます。
 「…ん~? うごかして?」
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