美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!
 「なんて…なんて優しい子なの」
 と、美幸さんは言い――

 「がんばれ、がんばれ」
 と、達也はぬいぐるみを抱きしめていました。


 「ありがとう」と、麻衣。
 「………」と、裕。
 「ごめんね」と、美奈子。


 このとき…
 この物語に関わった全ての人々が、思い思いの「ありがとう」の言葉を口にしていました。


 そして……
ついに光球がバレーボール大にまで圧縮された、その時です…!

 闇竜が最後に小さく、
 【行け…!!】
 と言い放ちました。

 そう、決着をつけるときが来たのです――!
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